弁護士になるには司法試験に合格すればよいと思っている人は多いと思いますが、司法試験を受けるためにはその前に法律の勉強をしなければなりません。その勉強の方法としてはこれまで、大学の法学部やその他の法律の勉強をして、司法試験に合格すればよいというものでした。しかし、司法試験の合格率が低下したことと、司法試験に合格するための費用や時間が非常にかかるという問題が有り、2004年に新たな制度が設立され、法科大学院を卒業した者にのみ司法試験の受験資格が与えられる制度に変更されました。その為、弁護士になるためには現在の制度では、大学などで法律を学習した後、まずは法科大学院に入学し一定期間学習した後、司法試験に合格する必要があります。

但し、法科大学院の受験資格には大学の法学部を卒業していなくても4年制大学卒業またはそれと同等の資格を持ち、社会人として企業などに正社員として就職している人、または社会人として働いた経験がある人は一定の基準を満たせば入学試験に合格することで入学することができます。すなわち、大学の法学部を卒業していなくても法科大学院に入学し法律を学ことができ、司法試験を受験することが出来るようになったのです。司法試験に合格した上で日本弁護士会に登録されることで弁護士になることができます。しかし、実際に活躍できるかどうかは本人の努力とその後の活動に左右されるので、司法試験に合格することは弁護士になるための入り口であると捉える方が正しいようです。